愛を誓う日

かつて、おふざけ半分で「ヴァレンタイン撲滅委員会」を名乗ってたことがあった。

「愛の誓いの日」たるヴァレンタインデー自体には、なんら反感があるわけではないのだけれど、本命だの義理だのとなると、僕にはもう訳がわからない。特別な相手へ送るチョコにわざわざ「本命チョコ」と前置きを置かねばならぬほどに「義理チョコ」を ばら撒くことも、返礼儀式としてホワイトデーなるものがあることも、なんだか僕にはチョコに(あるいは流通業界や製菓業界に)振り回され過ぎなんではないかと思えてしまう。

ヴァレンタインが女性から男性への一方通行的な贈答行事であることも、腑に落ちない。昨今は「友チョコ」だの、「自分チョコ」だの「逆チョコ」だのとあるけれど、結局のところ女性から男性へという基本的な構図へカウンターを当てているようで、実際はより強化しているに過ぎない気がして、どうにも納得が行かず付き合い難い。渦中にいると気が滅入ってしまう。

だから、「お願いだから巻き込まないでくれ」という意思表明として、2月14日が近づくと撲滅委員会を声だかに名乗り、世間の動きを遠ざけるようにしていた。

けれど、素直な愛情表現や感謝の印として、恋人や親しい人への贈りものに思いを託すという行為は、素敵だと思う。世界中で皆が同じように愛を誓い合う日があることは、いくら頭の固い僕だって尊いことだなぁと思う。むしろ、それだったらじゃんじゃん奨励したいぐらいの気持ちだ。

本当ですよ。その証拠に、背負子でヴァレンタイン・フェアを始めます。

「なんだ結局商売の話か!ズコーーーーッ!」となった皆さん、ごめんなさい。でも、食に深く関わる催しとしてのヴァレンタインデーは、僕らにとって大切にすべき行事の一つです。そして、ヴァレンタインデー本来の姿である、大切な「愛の誓いの日」の一助足り得ることができたら、食文化の末席を汚す商人としてこれに勝る喜びはありません。僭越ながら、それに相応しい品を用意したつもりです。


【背負子のヴァレンタイン・フェア】

開催期間:2018年1月30日〜2月14日

対象商品:Antica Dolceria Bonajuto 全品

期間中、ヴァレンタインギフトに対象商品をお選びくださった方々には、ラッピング(無料)を施して品物をお渡しします。定番品の他に、わずかではありますが、期間限定品も用意しました。

イタリアはシチリア島東南の町、バロック調の街並みが残る美しい町モディカで1880年に創業された『アンティカ・ドルチェリア・ボナイユート』は、45以上のチョコレートショップが立ち並び、”チョコレートの町”とも形容されるモディカでも、一番の老舗として地元の人々に愛され続けています。
ボナイユートのチョコレートは、カカオの香りを逃さないよう45℃以下の低温で温められ、これにより砂糖が溶けずに残り、独特のシャリシャリとした食感が生まれています。アステカ時代にはレシピになかった砂糖が加えられているという点を除けば、ほぼ昔の製法のままで、『古代チョコレート』と形容されています。
長い歴史と素晴らしいフレーバーを持ち、またパッケージのデザインも秀逸なボナイユートの品々は、大切な方への贈り物にもぴったりです。

男性のご利用も大歓迎です。日本特有の慣例に囚われることなく、2月14日が愛しい人とのかけがえのない時として記憶されますように。

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