ショーシャンクの食卓に#25 – 酒器数寄好き(しゅきすきずき)

しゅきすきずき、しゅきすきずき、しゅきしゅきじき、しゅきじゅきじゅくっ…あぅぅ。

言ってみたかっただけです。

隗より始まる漆の器 で、まず酒器に目が行かれる方は、お話を伺うとやはり十中八九お酒好きで、お酒を嗜まれる方は器にも目がないものなのだなぁと、あらためて。

お酒に限った話ではないけれど、飲み物の味わいは器によって多分に左右される。肌の質感、厚み、保温性、さまざまな要素が複合的に作用して、液体の味を変える。正確には、液体そのものの質がかわるわけではなく、飲み手の感じ方が変わるわけだ。器の見た目もさることながら、この味わいの変化も酒器の面白みのひとつであることは間違いない。

元来は和歌作りに熱心な、桃山の頃には茶の湯とその道具集めに執心な人物を意味するようになった数寄者は、「すきしゃ」とも「すきもの」とも読む。数寄は「好き」から転じた言葉で、茶器に限らず器集めが好きな人は、数寄者に数えて良いのではないかと思う。そして日常の器の中でも、酒器は特に数寄者が多いジャンルではなかろうか。

数寄者が多いということは、酒器はそれだけ批評的視線にさらされている器であり、作り手や僕のような売り手にとってはチャレンジングな品と言える。

猪狩さんの猪口ぐい呑みを片手に「うん!」と唸ってくれる、そんな飲み手の姿を想像すると、酒なしで酔える下戸な店主です。

呑めれば器なんてこだわらない?そこはしゅきじき…好き好きなので…

背負子 店主

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